20の習慣(5)
20の習慣(4)
(4)「他人のため」でなく、まず「自分のため」を考える
ここの項目では、他の本にも出てきた大事なことが書いてあります。
「悩んでいることを紙に書きだして、主語が『自分』でないものは解決ができないので、消してしまいましょう。」
確かに。「自分が主語でない悩みは手放す。」実行できたら楽になるなぁ。
評価基準が他人にある状態で長く生きてきたので、滅私奉公というか自己犠牲というか、自分の気持ちは後回しになっていました。
それでうまくいくこともあったけれど、今は、自分を大事に出来ない人間は他人も大事に出来ないことがわかります。
背負い込んで溜め込んで、自滅して心身壊しても、周りに迷惑をかける結果に。それを喜ぶ人は、よほど私に悪意を持っている人でしょう。あるいは自滅ギリギリまでいいように使って、あとは捨ててしまえる人とか。
私のことを尊重してくれる方を大事にしたければ、自分のことも大事にしよう。自分の好きな人が自分のために無理して自滅していたら悲しいもの。
そんなことに気が付かないまま、長いこと過ごして、「心身壊すほど頑張る私って偉い」と勘違いしてきました。
違う違う。自分の心身の健康が第一。それ以上のことはよほどのことがなければ存在しません。
健康でないと出来ないことがたくさんあります。親の介護も近づいてきて、弱っている場合じゃないな、と思います。
20の習慣(3)
(3)相手への期待を手放す
すぐに相手を信用して、勝手に心を開いて、大怪我をすることが多いです。
学習能力が無い。良く言えば純粋、悪く言えば馬鹿。気を付けよう。
相手に期待するから、「裏切られた!」「こんなはずじゃなかった!」と怒りが湧いてしまうもの。初めから期待しなければ腹も立たないわけですね。
(1)にあったように相手は変えられないので、相手に「変わってもらおう」と期待するのはやめます。自分の感じ方を変えます。
期待して、良いと思う方に変えようとする。親も、学校も、上司も。
その期待に応えて自分を変えることは、自分にとって幸せか、心身の健康を保つ方向か。他人の言葉を馬鹿正直に聞いてばかりいないで、「ちょっと待てよ」と思うようにしよう。
いいように使われてきてしまった三十数年だから。
20の習慣(2)
(2)パートナーや親子関係では「いい・悪い」の評価を外す
本当にそうしていただきたかった親子関係。
本文引用しちゃいます。
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「わが子をいとおしく思うからこそ『いい子』になるように躾をしている」というのは、愛情というものを錯覚しています。子どもが望まないことを押しつけて、相手を変えようとすれば、親子の距離を広げてしまうだけです。
-----(引用終わり)
広がらない場合は、判断基準が自分に無い、年齢だけ成人の子供が出来上がります。
愛情があるから、相手を思ってのことだから、という理由で何をしても許されるのなら、ストーカーが犯罪になりません。
自分と全く同じ価値観の人間なんていません。良い家庭像も良い社会人像も、時代とともに変ります。戦後70年で突貫工事した歪みだらけの日本の社会に合わせて、人間の心まで歪むのは馬鹿馬鹿しい。
親の期待に応えようと学歴社会で生きてきましたが、「もっと、もっと!あなたはこうあるべきよ!」とハードルが上がって苦しかったなぁ。
結局、体を壊してフルタイム勤務は出来なくなり、結婚したけど子供がいない生活です。
「夢の成功女性」のテンプレから外れましたが、だいぶ楽になりました。
いい、悪いなんて無くて、生きているだけ。
人とくらべたり、数年単位で変わる常識に惑わされないようにしたいです。
20の習慣(1)
(1)「相手は変えられない」ことを受け入れる
「自分がされて嫌なことを、人にするのはやめましょう。」と、道徳か何かで習った気がしますが、自分が嫌なこと=他人が嫌なことかというと、必ずしもそうではなく、痛い思いをしてきました。
私は社交辞令の応酬が嫌なのでサボっていたら、そういうのを美徳とする方の気分を害しました。
謙遜→そんなことないですよ~、というやり取りがホントに大嫌い。世の中からそういうやり取りが消滅すればいいのに、と思っています。
しかし、そうもいかないようなので、人間関係をスムーズにするために、少しはやります。
「そんなことないよ」待ちの愚痴ばっかり言っているヒトは疲れるし、そもそも変わるつもりがないんだろうから、聞いていてツラくなったらさっさと逃げよう。
他人は変えられない、変えられるのは自分の考え方。
多くの「友人だと思っているヒト」を持っているより、少ない「一緒にいて居心地の良いヒト」に接している方が満たされる。
いくらこっちが心配しても、腹を立てても、相手は変わらない。
相手に対するマイナスの気持ちと共に、苦手は人は手放そう。
宮島賢也先生の本
10年以上お付き合いしているうつ病とそろそろお別れしたい。
そんな時に出会った宮島賢也先生の本。
「自分の「うつ」を治した精神科医の方法」
「医者なし薬なしでいつの間にか「うつ」が消える本」←この「お母さん病」の解釈は解毒剤に
「医者の私が薬を使わず「うつ」を消し去った20の習慣」
20の習慣を自分の経験と照らし合わせて考えていこうと思う。