ストンと眠りたい

うつ病に関して考えています

自分も傷つけてしまう「怒り」のコントロール

「とにかく私が全部悪い・・・。」
と信じ込んでいた時期を越えると、
「今まで騙されてきた!」 という怒りが荒れ狂いました。毒親の洗脳が解けた30歳代の前半。

褒めて欲しい、わかって欲しい親が、どうやら日本語の通じない相手だったので、しんどかったです。
幼馴染に紹介されたこの記事。 初見はムカつきましたが、今は「使える!」と感じでいます。

ameblo.jp

ameblo.jp

喜怒哀楽はもともとある感情なので、「怒らなくなる」ことは無理だと思います。 でも、怒ってばかりの日常もツラいです。

怒りが自分をも傷付けてしまうタイプの人間は、特にそんな気がします。

どうやら私は「前者」 母は「後者」

「後者だ」「前者のフリした後者だ」と思うと、「話が通じなくても仕方なかったのねん」と諦めがつきます。

職場でも有効に機能しているので、自分と同じことを相手に求めず「根本的に違うんだ」と思うことで楽になるんだな、と感じているこの頃です。

生存報告

前の更新からだいぶ時間が経ってしまった・・・。

手術は、決断してホントに良かった!という結果でした。

二年連続、廃人のように過ごした年末年始とはサヨウナラ。
掃除をしたり年賀状を書いたりできました。

2月はフラッシュバックに悩まされましたが、今は復活中。

まだ20の習慣が途中までなので、復習を兼ねてぼちぼち書いていこうかと思います。

罪悪感のない何もしない生活

無事手術を終えて退院しました。

術式が腹腔鏡だったので二週間程度の自宅療養で仕事復帰できるかな、と思い込んでいましたが止められました。

入院日から丸一ヶ月は仕事を休む指示が出て、手続き・手回しが落ち着きました。

 

鬱・睡眠障害・自律神経失調の診断書をもらって家で休んでいた時は、こんなに心落ち着いて休めていませんでした。

身体症状は出ていて、つらいことは同じなのに、心の病気を甘えだと自分で差別していたのですね。

結局、フルタイム勤務は諦めて、休みまくった職場とはサヨウナラしました。

あの頃、休職中にこうやって休めていたらよかったのにな。

休む罪悪感で休んだ効果は出ず、復職後は休職の挽回しようと張り切っちゃって沈没。

その繰り返しでした。馬鹿だったな。

 

ネガティブ思考に引っ張られず、ダンナにかける迷惑も「元気になったら家事でお返し」と考え、微熱もまだあったりするので家でだらだらしています。

生活リズムは崩さず、朝起きて、夜眠れています。

 

腹の穴の塞がりの早さとか、自分の生命力を見たり感じたり出来たので、生きようって気持ちを邪魔する方が不自然だなと思えました。

仕事復帰前の緊張かその後の疲れで、またエゴが現れると思います。うまく処理してやりたいです。

 

負けっぱなしは悔しいですから。

 

さらば子宮よ

宇宙戦艦ヤマトの替え歌を考えたのですが、不謹慎なので書きません。

子宮筋腫の手術まで、あと3日です。

あと「2センチ」大きかったらor場所がずれていたら、問答無用で子宮ごと摘出だったみたいです。

もう少し年上で、既に子供がいたら、迷わず手術する方が多いみたいです。

 

私の場合は不妊治療を頑張る30代は、うつと睡眠障害で余裕が無く。

気が付いたら40歳の半ばです。

 

筋腫だけ剥がす手術でも良かったそうですが、治したい月経困難がそれで良くなるか保証はなく。

だったら子宮ごと取ってしまうことに決めました。

 

女性の象徴である臓器を、切らなくてもいいと言われているのに切ろうとしている私っておかしいのかな、と考えたり。
生理痛やPMSと闘いながら過ごした日々はなんだったんだろう、と虚しくなったり。

でも感情論で子宮を残して、それでも動けなかったら手術の意味がないじゃないか。

 

ということで、少しでも動ける体を目指して、子宮とさようならすることにしました。

無駄な苦しみの元みたいに扱ってごめんなさい。

子宮さんは、本来の働きをしてくれていたんだもんね。

今までありがとう。

 

夫には「私の都合で、あなたを人の親にするチャンスをつぶしてごめんなさい」とあやまりました。

元気になって、子供無しでも老後をしっかり過ごして行こうと言ってもらえました。
ありがとう、ダンナ。

 

良い方向に進みますように。



 

ウイルスのように

夏バテ不調に引っ張られ、気分が落ちました。
体が動かなくなると、思考が澱みがち。
気が付くと、「アレやってない、コレやってない」と自分を責めていました。
悪い習慣にすぐ戻るんだなぁ。

お決まりの希死念慮までいきまして、「これはまずい」と立て直し。
来週、子宮筋腫の手術があるのですが、「失敗して死なないかな」と考えたり。

八月に仕事が一週間休みだったので、「ノルウェイの森」の直子のように、自分のものを捨てまくろうかと計画していました。
しかし、夏バテで寝込んだため、まったく続かず。
中二病全開で大学ノートに書き溜めたSFモノとか捨ててない、PC内の恥ずかしいオタク趣味のものも未整理。
生きて片付けていかねば。

いろいろな言葉で表現されているけれど、エゴを選びます。
エゴは持ち主が生きていないと存在できないのに、持ち主の健やかな生活の邪魔をします。
前にも書きましたが、それ単体で存在できないのに、宿主を殺すようなことをするなんて、まるでウイルスみたい。
しかも潜伏してますね・・・。

「自殺する方が生きているより迷惑」というかなり後ろ向きな理由だけど、アホな衝動に駆られないように生活します。

 

20の習慣(12)

(12) 体のなかの「毒」を出し切る

心配、不安、恐怖、怒り、恨み、悲しみといった感情は、心の毒です。

精神的ストレスが免疫力を下げ、体にも異常が現れます。

母は私の社会的に成功を願い、良くできたことを褒めることより、出来なかったことを怒ることにエネルギーを注いでいました。
「今はよくても、将来それが通じるかわからない」ということもよく言われました。
結果、私はいつも不安で、出来ていないことがないか心配し、将来を恐怖する人間になりました。

気にしていることを気にしなくなる、これは難しいです。
例えば退室時チェック表のように、「これからこれを気を付けよう」というのは訓練で身に付きます。
しかし、恐怖と共に身に付いた習慣は、その恐怖を手放さないと無くなりません。
自己肯定感が高め、自分のことを好きになり、心配、不安、恐怖を手放すことで、やっとその習慣を忘れることができるのです。

私には、潜在意識に働きかけるアファメーションが効きました。
寝起きと入眠前に、とにかく自己肯定の言葉を唱えるのです。
方法を知った時は「そんな馬鹿な」と思いましたが、始めて一か月経たないうちに「死んでしまいたい、なくなってしまいたい」というツラい考えがみるみる小さくなっていきました。

一方「怒り」は自分を傷つける大きな刃物です。
「ホ・オポノポノ」というハワイ式の問題解決方法があります。(後出・習慣18)
「ありがとう」「ごめんなさい」「許してください」「愛しています」という言葉で、不快な感情をクリーニングするというモノです。

どん底にいるときには「とにかく全部自分が悪い生きていてごめんなさい」という状態なので、怒りの感情は湧いてきません。怒るエネルギーが無いのです。
しかし、病気になるほど自分を責められる人間は、他人を責める潜在能力も持っているのではないでしょうか。
私は回復してくると、心無い行動や凶悪犯罪を見聞きした時、大きな怒りを持て余します。

「ありがとう」?「愛して・・・」いるわけねーだろ!!!
となります。

かといって、義憤に駆られるなどして怒ってばかりなのは、非常に疲れます。
友人と相談したのですが、怒りについては、心の中の箱にしまうことにしました。

ある程度溜まったら、その箱ごと派手に爆破します。

ここで大事なのは、爆破したら箱ごと燃え尽きてすっかりなくなる、または燃えて綺麗なキラキラしたものに変化する、ということをイメージすることです。
燃えきらない汚いモノが心に降り注ぐことが無いようにします。

未熟な人間なので、怒りの手放し方ついては、まだまだ研究中です。

医者の私が薬を使わず「うつ」を消し去った20の習慣

 

 

 

 

 

20の習慣(11)

(11) いまの考え方や人間関係を見直す

「普通の生活ができないなんて、自分はなんてダメな人間なんだ」と思っていました。

「症状即療法」という言葉があるように、症状が現れるということは、体が自分で治療していること。

鬱になるということは、このままの考え方や人間関係では心身に良くないよ、というサイン。

そこを見直さないままで、抗うつ薬で症状が緩和したから「さぁ、元の生活に戻ろう!」としても、薬が手放せなくなるばかりか、量が増えていきます。

普通の生活と勘違いしていたものは、心身が悲鳴を上げるほど生きづらい生活だったわけです。

私は眠剤がほとんど効きません。
以前、もっと強いものをお願いしたら、昼間の活動が出来なくなるからやめた方がいいと処方されませんでした。睡眠不足で昼間に活動するのもツラかったです。

今は、自然に眠くなってきて24時前には眠れ、朝の目覚めも良い、という気持ち良さを味わえています。
まだ減薬中なのですが、飲まずに眠れる日が増えてきました。


考え方を変える、その初めの頃は、夜の森に装備無しで放り出されるような恐怖がありました。

鬱になる考え方はウイルスに似ている、と私は思います。
宿主が無いと生きていけないのに、宿主を死に至らしめることがあります。アタマから追い出そうとすると「消滅してなるものか!」と抵抗してきます。
悪夢を見せて「世の中は怖いものだ、不安であれ」と仕掛けてきたときもありました。


夜に眠れてきたので、体力を付けようと活動的にしていたら、疲れが溜まってきてしまいました。
ここで寝込むと、また「ほらやっぱりうまくいかないだろ」という悪魔の囁きが聞こえてくるはずなので、ちゃんと休んで、鬱に逆戻りしないよう心がけます。

 

医者の私が薬を使わず「うつ」を消し去った20の習慣